「なぜ下腹だけは痩せないの?」「どうすればウエストがキュッとくびれるの?」そう思い悩んでいる方は多いですよね。
まずは「ぽっこり下腹と姿勢の関係」を知って、それを引き起こす原因にアプローチしていきましょう。
あなたの姿勢はどうですか? 肩が体の前に出て、背中は丸まっていませんか?

「ぽっこり下腹」と悪姿勢を引き起こす原因は?
自然に立ったとき、あなたの姿勢はどんな状態でしょうか?
・背中が丸まっていて、ウエストがくびれていない
・アゴが上がり、肩が体の前に出ている
・ヒザは曲がって広がり、足の裏に体重が乗っていない
・骨盤が後方に倒れて、おしりが下がっている
上記の状態のとき、あなたの下腹はぽっこりと突き出ているはずです。
ぽっこり下腹と悪姿勢、両者にはとても密接な関わりがあります。それはともに「骨盤のゆがみ」が原因で起こるカラダの変化だということ。
①骨盤が後ろに倒れて開く
②姿勢が悪くなる
③骨盤の上にある内臓が、開いた骨盤の隙間に下がる(内臓下垂)
④行き場をなくした子宮が前に押し出される
⑤下腹がぽっこりと出る
女性特有のぽっこり下腹は上記の①~⑤のメカニズムで起こっているのです。
さらに、前に押し出されてしまった子宮を守るため、まわりにどんどん脂肪をつけていってしまいます。
「ぺたんこ下腹」への近道は、骨盤のゆがみを整えること
押し出された子宮を正しい位置に戻すには、子宮を圧迫している「下垂した内臓」を引き上げる必要があります。
そのためには、内臓の下垂そのものの原因である骨盤のゆがみを整えなくてはいけません。
骨盤が左右対称で、前傾も後傾もしないでまわりの筋肉(インナーマッスル)がきゅっと締まった状態になれば
背骨の配列が整って姿勢が良くなります。腹筋に力が入るため、内臓は収まるべき場所に収まり、下腹はぐっと引きあがります。
骨盤をもとにカラダ全体の骨格が整えば、筋肉と内臓の位置が変わり、そのまわりの脂肪の位置や形も変化します。
また、血行が良くなって代謝が上がるため、内臓の働きが良くなって不調が解消され、痩せやすいカラダになっていきます。
つまり、「ぺたんこ下腹」を手に入れるためには、骨盤のゆがみを整えることが近道なのです。